
検証の限界
October 1, 2023
Last edited time
Oct 12, 2023 09:11 AM
利用者に対して肩肘を張らずに、どんな製品やサービスが欲しいのかインタビューすれば、コンセプトとしての価値を掴むことはできる。大きな問題点も見つけられ、それに対応することは重要だ。しかし、それが実際に使われるんだろうか、価値が本当にあるのだろうか、という部分は、かなりの割合で半分ぐらいしか確信できない。
なぜなら、実際に使ってみなければわからない要素が多いからだ。たとえば、ユーザーインタビューでは拾えない、実際の使用状況で生まれる新たな問題や、初期のインタビューでは想定しなかった使用シチュエーションなど、予測不可能な要素がある。
そして、これは「検証」の限界ともいえる。検証とは、設定した仮説が正しいかどうかを確認する作業だが、製品やサービスがどのように使われるか、どのような価値があるかという部分は実際に市場で使われて初めて真実が見える。
つまり、インタビューによる検証は、あくまで仮説の確認と見立てるべきだ。その一方で、より具体的な使用状況に基づいた検証や価値の確認には、実際にプロダクトを市場に投入してフィードバックを得ることが必要と言えるだろう。
このように、価値の検証というのは一筋縄ではいかない。仮説を立てて検証することが重要だが、その結果に執着しすぎると視野が狭くなる危険性もある。価値をしっかりと見極めるためには、市場への投入というステップも忘れてはならない。
timesに書いたことをChatGPTに清書させたもの
Author
Yasuhiro Yokota
1991-, Designer
大学卒業後、行政機関で情報政策部門で勤務。株式会社ワークスアプリケーションズを経た後、フリーランスでグラフィック・デジタル双方のデザイン及びディレクションを通し、様々なプロジェクトに携わる。株式会社TERASSに創業期からシリーズBまで参画した後、2022年9月にマイベスト入社。グロービス経営大学院卒業。
Drafts
Yasuhiro Yokota Today
This website is a private and sloppy collection of writings and personal information by Yasuhiro Yokota, a designer in Tokyo.
All data is based on the Notion Database and several APIs.
Built with Chakra UI, NextJS & Vercel.